紫系コピックおすすめはこれ! 全35色の中から厳選【初心者必見】

Momo
紫って神秘的な色、でも使い所が難しい
Atsumi
そんなあなたに紫のおすすめの使い所をお話しするよ!
Momo
本当?! 楽しみ

というわけでコピック作家のAtsumiです。

↓コピックで描いた作品

紫色って神秘的でおしゃれな色ですよね!

でもそれゆえに使い所が難しい色でもあります。

服などファッションでも取り入れ方に迷う色だと思います。

しかし大丈夫!

今回はそんな紫色のご紹介とおすすめの使い所についてお伝えしていきます。

ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね。

↓灰色系のコピックのおすすめはこちらの記事で

コピックのおすすめのグレーはこれ! 全46色のグレーの中から最適の色を選ぶ方法

1.紫系コピックの種類

コピックで紫系の色は主にVとBVの2種類があります。

今回は蛍光色の紫FVも含めて3種類ご紹介します。

1-1.V

Vは全体的に赤みが強めの紫色です。

Vはコピックスケッチで18色、コピックチャオで11色あります。

Momo
赤系や青系に比べて半分くらいなんだね

1番薄いV0000色名で言うとローズクウォーツ〜V01ヒースまで順番に色が濃く赤みが強くなります。

V04ライラックは色鮮やかな夕方の空のような紫色です。

V06ラベンダーは赤みが強く濃いピンクに近い色合いです。

V09バイオレットはVの中の基本色(コピック公式サイト参照)で濃い紫色です。

V12ペールライラックはV04ライラックを薄くしたような色です。

V15マロウは植物のゼニアオイを意味する色名で(コピック公式サイト参照)V12を暗くしたような色です。

V17アメジストはV09バイオレットを少し明るくしたような色合いです。

V20ウィステリアは植物の藤の花をイメージした灰色の強い紫色です(コピック公式サイトから引用)

V22アッシュラベンダー〜V28エッグプラントまで灰色の強い紫色で順番に濃くなっていきます。

V91ペールグレープはみずみずしく若いぶどうの色をイメージした色(コピック公式サイトから引用)でV95ライトグレープ、V99アウバージンと濃くなっていきます。

↓VとBVの色見本全体像(空いている色は筆者も持っていない色です。お許しください)

全ての色見本はコピック公式サイトに載ってますのでそちらも参考にしてください。

1-2.BV

BVは全体的に青みが強めの紫色です。

BVはコピックスケッチで16色、コピックチャオで11色あります。

1番薄いBV0000ペールシスル〜BV02プルーンまで順番に色が濃くなっていきます。

BV04ブルーベリーは青みが強くて濃いめの紫色です。

BV08ブルーバイオレットはV09バイオレットより青みの強い色です。

BV11ソフトバイオレットは淡紫色(たんししょく)と言われる淡い紫色(コピック公式サイト参照)

BV13ハイドランジアブルー、ハイドランジアは紫陽花を表していて(コピック公式サイト参照)コバルトブルーに似た青みの強い青紫色です。

BV23グレイッシュラベンダーは少し紫がかった灰色といったような色合いです。

BV31ペールラベンダーは灰色がかった淡い薄紫色です。

1-3.FV

FVフローセントバイオレットはVの蛍光色で色鮮やかな紫色です。

BVには蛍光色はありません。

2.おすすめの紫

2-1.Vのおすすめの紫

VのおすすめはV12ペールライラック、V15マロー、V17アメジストです。

色を選ぶ時は基本的に淡い色、彩度が低めの色を選ぶことをおすすめしています。

淡い色だと重ね塗りで色の濃さを調整することもできますし、他の色との調和を取りやすいです。

そして彩度が高い色は色鮮やかで良くも悪くも主張が強いので使い所に注意が必要ですが、彩度の低い色なら他の色との調和が取りやすく扱いやすいです。

彩度とは
色味の強さや鮮やかさの度合いのこと

そういった基準からおすすめの色にこの3色を選びました。

またV12、V15、V17でグラデーションをかけることでピンクがかった紫色からのキレイな変化が楽しめます。

↓コピック初心者さんも安心の色選びのコツに関する記事はこちら

コピック初心者でも迷わない!おすすめの種類とカラーについて解説します。

2-2.BVのおすすめの紫

BVのおすすめはBV00モーブシャドウ、BV04ブルーベリー、BV31ペールラベンダーです。

ここでも色選びのポイントは淡い色と彩度が低めの色です。

また赤みが強めのBV00と青みが強いBV31を両方持っていると使い分けができると言う理由もあってこの2色を選びました。

2-3.彩度が高い色の使い方

少し彩度が高い色の使い方についてお伝えします。

例えばイラスト全体的に色鮮やかで、使う色のほとんどが彩度が高い!と言うイラストなら彩度が高い色をそのまま使うのはOKです。

しかし、多くの人はそういうイラストはあまり描かないと思います。

でも「この色は派手だけど、もう少し色が落ち着いていたら使いたいんだけどなー」と言うことはあるかと思います。

そんな時は0番でぼかしたり、グレー系の色を重ねたりすることで彩度の高い色を少し落ち着かせて使うことができます。

また、彩度の高い色をあえてそのまま使う場合は強調したいところ1箇所だけにとどめて使うようにしましょう。

そうすることで目立たせたい所が見ている人に伝わりやすくなります。

3.紫系コピックで塗ってみた

3-1.ブルーベリー

紫色の果物と言えばブルーベリーですよね。

BV04は色名がブルーベリーです。その名の通りブルーベリーを塗るのにぴったり!

今回はそのBV04を使ってブルーベリーを塗ってみました。

ブルーベリー

使用色
BV00、BV04、R32

ベースの下地にBV00を使い、1番濃くしたい部分にR32を塗ってその上からBV04を重ねました。

3-2.宝石

宝石はその種類によって色んな色がありますが、今回はアメジストと言う宝石をイメージして紫色で塗ってみました。

宝石

使用色
V12、V15、V17、B37

おすすめのところでご紹介した3色でグラデーションを作って宝石の輝きを表現しました。

1番濃い部分はB37の上からV17で重ね塗りをしています。

3-3.紫系コピックで塗ってみたまとめ

BVとVそれぞれのおすすめの色を使ってブルーベリーと宝石を塗ってみました。

ブルーベリーは全体的に青みがかった色合いになってリアリティが出せたのではないかなと思います。

宝石の方はV12とV15が赤みの強い紫ですが、それがV17と良い感じにギャップがあって宝石の輝きを表せていると感じました。

まとめ

今回は紫色のコピックについてお伝えしてきました。

中々使い所の難しい紫色ではありますが、色々試して楽しんでいただければと思います。

この記事があなたの色選びの手助けとなりますように。

他にも青系コピックや赤系、グレー系と全系統のコピックについてそれぞれ別記事でお伝えしているので、そちらも合わせてみていただけたら嬉しいです。

では、また別記事でお会いしましょう!

↓黄色系コピックのおすすめはこちらの記事で

黄色系コピックおすすめはこれ! 全46色の中から厳選【初心者必見】

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