


というわけでコピック作家のAtsumiです。
↓コピックで描いた作品

「コピックを始めたいけれど、どのセットを選べばいいの?」と迷っている初心者さんは多いはず。
本記事では、コピックの種類や初心者におすすめのセット、最適な本数や色の選び方までわかりやすく解説します。
失敗しない選び方を知って、楽しくコピックデビューを始めましょう!
目次
1. コピック初心者が失敗しない選び方|どの種類を選べばいい?
1‑1. コピックの種類は3タイプ|スケッチ・チャオ・クラシックの違いとは?
コピックにはスケッチチャオ、クラシックの3タイプがあります。
スケッチはプロにも愛用者が多い豊富なカラーバリエーションが特長です。全358色
チャオは初心者向けに設計されていて、価格も手頃です。

他のコピックシリーズに比べるとペンが細身で小さなお子さんでも握りやすいのが特徴です。
また全180色と色数が抑えられていて、色選びが比較的しやすいのも初心者さんにおすすめできる理由です。
クラシックは丸軸で安定した握りやすさが魅力でデザインのシーンで使われることの多いモデルです。全214色。

1‑2. 初心者におすすめなのはどのタイプ?メリット・デメリットを比較
初心者にはチャオが特におすすめです。
価格が控えめで手軽に始められる上、セット販売も充実しています。
一方、スケッチは色の豊富さが魅力ですが、予算と管理が難しい点が初心者にはネック。
クラシックは握りやすさ重視の方向けで、慣れてきた中級者向けとも言えます。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分の目的や予算に合ったタイプを選びましょう。
1‑3. よくある失敗例とその対策|買って後悔しないために
初心者によくある失敗として「色が偏って使いづらい」「買い過ぎて使い切れない」「違うタイプ混合で番号が混乱する」などがあります。
対策として、まずは基本12色セットで様子を見る、
後から追加購入できる構成にすることが大切。
また、スケッチ/チャオなどタイプを統一して番号や色見本の混乱を防ぎましょう。
使いながら色選びに慣れていくのが、後悔しないコツです。
2. 初心者におすすめ!最初にそろえたい基本カラーとは?
2‑1. コピック初心者に最適な基本色セットとは?
コピックでイラストをはじめたい方は「漫画のイラストに憧れて描いてみたい!」という理由が多いので、肌色・髪色・服色など日常的なカラーがそろった12色前後のセットがおすすめです。
例えば、肌ベージュ系(E00〜E13)、髪のブラウン系(E11〜E19)、薄いグレー(C0)、暖色や寒色の中間色などがバランスよく含まれていると使いやすいです。
まずはこうしたベーシックな12色セットから始めて、慣れてきたら好みに応じて色を追加するスタイルがおすすめです。
2‑2. 肌・髪・服に使いやすいカラーの選び方
肌色はベージュ系(E00・E21など)を選ぶと自然な明暗が表現できます。
↓肌色のベース色の一例

髪色はライトブラウン(E31・E35)やダークブラウン(E29)をそろえると幅が広がり、服は鮮やかな寒色(B・BG系)や暖色(R・YR系)を組み合わせるとバランス◎。
迷ったらセットに含まれている色と近い番号を参考に追加購入するのも効率的です。
2‑3. カラーバランス重視!おすすめの色構成
カラーバランスに配慮するなら、肌・髪・服・背景の4要素をカバーすることが重要です。
例えば肌色2本、髪色2本、暖色系2本、寒色系2本、グレー1〜2本などの構成だと、グラデーションや影の表現もしやすくなります。
背景やアクセントに使える淡いトーンやパンチカラーも1本加えておくと、作品の幅が広がります。
セット構成を意識して買うと失敗なしです。
2-4.0番(カラーレスブレンダー)は必須!
0番は色のない無色透明のコピックです。



0番は色をなじませたりぼかしたり、修正に使うこともできます。
セットにも入っていることが多いのですが、単品でそろえる時は1本購入しておくことをおすすめします。
↓コピック0番について詳しくはこちらの記事で
3. コピック 初心者に必要な本数は?買う前に知っておきたいポイント

3‑1. 初心者におすすめの本数は12本〜24本!
まずは12本セットでスタートするのがおすすめ。
その後24本まで増やせば色の幅が広がり、肌・髪・服だけでなく背景や小物表現も可能になります。
12本で基本を押さえ、24本でグラデーションやより幅の広い表現ができるようになるので、初心者でも無理なくステップアップできます。
3‑2. 予算別に考える!必要な本数の目安
予算重視なら12本セット(約3,000円前後)から始めると良いでしょう。
色数が足りないと感じたら、単色で追加購入して調整可能です。
予算に余裕があれば24本セット(約6,000円前後)を選ぶと、表現の幅が広がり、多彩な作品づくりが楽しめます。

3‑3. 少ない本数でも楽しめるテクニックとは?
本数が少なくてもテクニック次第で楽しめます。
さらに0番(無色透明色)を活用すれば、限られた色でも立体感や深みを表現できます。
インクを重ねて色調を調整すれば豊かな色合いも可能。また、背景やアクセントの色を工夫すれば、作品全体のバランスがとれ、少数でも満足の仕上がりに。
↓本数が少なくても大丈夫!混色テクニックについてはこちらの記事で
4. おすすめのセット3選!
4‑1. 定番人気!コピックチャオ スタート12色セット
>nbsp;【無料ラッピング】Too コピックチャオスタート12色セット(12503035)
コストパフォーマンスに優れ、初心者が買って失敗しにくいセットです。
肌・髪・服などの基本色がそろっており、レビューでも「最初に買ってよかった」と評価の声が多く、使いやすさ・価格・品質のバランスが良好です。
またこのセットに合わせた技法書も販売されているのでセットでそろえるとよりコピックへの理解が深まります。
↓コピックの技法書についてはこちらの記事で
4‑2. コピックチャオ コピックデビューセット
【無料ラッピング】Too コピックチャオ コピックデビューセット(12503037)
デビューセットは初心者向けに厳選された色構成で、手軽に始められるよう工夫されています。
また、コピック本体だけでなくコピックマルチライナーやコピックスケッチブックといったコピックイラストをはじめるには便利な画材も一緒に入っているのも嬉しいポイントです。
付属のガイドもあり、使い方に困りづらいです。
4‑3. コピックチャオ スタート24色セット
【無料ラッピング】Too コピックチャオスタート24色セット(12503045)
より多くのカラーバリエーションを求める方には24色セットが最適。
肌・髪・服だけでなく背景やアクセントカラーもそろっており、イラストの幅がぐっと広がります。
初心者から中級者へのステップアップにぴったりです。
まとめ
コピックセット初心者は「無理なく楽しく」がコツ!
コピックは色数や種類が豊富で魅力的ですが、初心者にとっては「何を選べばいいのか分からない」と迷いがちです。
本記事では、コピックの種類や選び方、最初にそろえたいカラー、本数の目安、そしておすすめセットについて詳しくご紹介しました。
まずはチャオシリーズの12色セットから始めて、少しずつ使い方に慣れ、必要に応じて色や本数を増やしていくのがおすすめです。
自分の描きたいイラストや予算に応じて、無理なく楽しくコピックライフをスタートさせましょう。
今後も初心者向けの使い方や練習方法などをご紹介していきますので、ぜひチェックしてくださいね!
ではまた別の記事でお会いしましょう。