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↑コピックで描いたイラスト
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というわけでコピックイラスト作家のAtsumiです。
コピックの技法書って意外とたくさんあるんです。
書店の絵画技法書コーナーにはもちろん、文具店のコピックコーナーにコピック本体と一緒に売られているお店もあります。
初心者さん用にコピックの基本的な使い方を教えてくれる本、背景など特定のモチーフに特化した本、色々あるので迷ってしまうと思います。
そこで!今回はあなたにあったコピック本の選び方。そして筆者おすすめのコピック本5冊をご紹介します!
ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね!
目次
1.コピック本の選び方
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はじめに自分にあったコピック本の選び方についてお伝えしていきたいと思います。
本を選ぶためには書店の実店舗に足を運ぶことをおすすめします。
本の内容が自分の求めているものかどうかは表紙やネットページの少ないプレビューだけでは分かりづらいからです。
表紙に「コピック入門」「はじめてのコピック」と書かれている本はたくさんありますが、本によって内容がキャラクター中心なのか食べ物中心なのか違ったりします。
なのでなるべく書店の実店舗に言って本の内容を確認して買うことをおすすめします。
1-1.描きたいもので本を選ぶ
まずはどんな絵を描きたいのか、何を描き方を知りたいのかを明確にしましょう!
コピックの描き方本と一括りで言っても「女の子の描き方」「食べ物の描き方」「背景の描き方」など色々なテーマでコピック本は書かれています。
でも中には「とにかく何でもコピックで描けるようになりたいんだ!」という人もいるかもしれません。
その場合は「キャラクターの塗り方」と表紙に書かれている本。または後で紹介しますが、コピック公式の本を選ぶと良いと思います。
「キャラクターの塗り方」と書かれている本は1枚のキャラクターイラストの塗り方を順を追って解説しているものが多く、キャラクターの服はもちろん小物の描き方が載っていることがほとんどです。
コピック絵師さんは人物キャラクターを描きたい人が多いと思うのでおすすめです。
1-2.色を限定している本を選ぶ
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コピック本の中には「10色で塗れる!」「20色あれば何でも描ける!!」「24色でできる!」など著者がセレクトした色だけを使って描けるように構成された本も多数あります。
本の冒頭の方に「本書で使う色」と書かれているので描き進める前に必要な色を用意できるのがとっても便利です。
例えばコピックを使うのがはじめてで色選びから迷ってる人はこういった本を1冊買って、本の通りの色をはじめにそろえるというのも迷いが少なくなり楽かもしれませんね!
1-3.自分のレベルに合わせて選ぶ
コピック本の選び方3つめのポイントは「自分のレベルに合わせて選ぶ」です。
コピック本の多くは初心者向けに書かれているものが多いですが、中には中級者や上級者向けのものもあります。
例えば、「質感の描き方」という本は中上級者向けだと思います。コピックの使い方を知りたいのにいきなり質感ではハードルが高いですよね。
コピックをはじめたばかりという人は「はじめてのコピック」「コピック入門」「コピックの基本」といった優しい言葉が表紙に書かれているものを選ぶことをおすすめします。
2.筆者おすすめのコピック本5選!
次は筆者がおすすめするコピック本を5冊紹介します。
2-1.12色でスタート!はじめてのコピックイラスト
こちらはコピックが公式で販売している初心者さん向けの本です。(コピック公式HPで買えます)
この本で使っている12色は市販されているコピックチャオのセット製品「コピックチャオスタート12色セット」となっているので
そのセット製品と一緒にそろえるとすぐにコピックでお絵描きが楽しめるようになります。
「これからコピックをはじめたいけど何からはじめたらいいか分からない」
「色選びで迷っている」
そんな人におすすめのコピック本です!
12色でスタート! はじめてのコピックイラスト [ ばびりぃ ]
2-2.24色でできる!はじめてのコピック背景
この本もコピックが公式で販売している、背景に特化したコピック本です。
背景というと街とか山や海といった風景を思い浮かべて難しく感じるかもしれませんが、
この本ではグラデーションや模様といった広い意味での背景の描き方が紹介されていて、初心者さんでも気楽に背景を学ぶことができます。
キャラクターのイラストに背景をつけてみたい! と思った時に最初におすすめしたい1冊です。
24色でできる! はじめてのコピック背景 かんたんパターンから風景まで [ ばびりぃ ]
↓背景に関する記事はこちら(こちらの記事は今ご紹介した本を参考に書かせていただきました)
2-3.やさしいコピック入門
この本は食べ物の描き方が多く載っている本です。(野菜やフルーツパンケーキ、クリームソーダなど)
コピックの基本的な知識や野菜やフルーツを描く時の形の取り方も冒頭に書かれているのでタイトル通りやさしい入門書となっています。
またキャラクターの塗り方を学べるページもあるのでキャラクターと食べ物を一緒に描きたい! という人におすすめです。
![](https://animalcopic.com/wp-content/uploads/2023/07/プロフィール-e1689483890613.jpg)
やさしいコピック入門 コピックチャオ20色あればなんでも描ける!! [ すーこ ]
2-4.10色で塗れる!コピックイラストのきほんレッスン
4冊めに紹介する本はタイトル通り「きほん」をしっかりと学べる1冊です。
1冊の半分近くを使ってコピックの基本的な使い方が書かれています。
例えば、「コピックの種類」「コピックのふたについている番号の見方」「はみ出さないために」「ムラのない塗り方」など
基礎知識から基本的な使い方まで「きほん」をしっかりと学ぶことができます。
後半は作家さんのイラストメイキングが収録されていて、それもとても勉強になります。
10色で塗れる!コピックイラストのきほんレッスン [ 川名 すず ]
2-5.キャラ絵が映える!コピックスターティングBook
最後にお伝えする本は漫画家の高河ゆんさんがイラストを描かれているコピック本です。
この本の特徴は「スケッチブック」「色紙」「コースター」と3つの異なる用紙に分けて解説されているところです。
それぞれの用紙の特徴、違いが分かって面白いです。
また同じイラストをアナログ(コピック)とデジタルで塗り分けたものが並べて載せてあるところも、よりコピックの特徴が分かって魅力だと思います。
イラストのメイキングも丁寧に解説されているので高河ゆんさんのようなイラストを描きたい、3つの用紙の違いが気になる! そんな人におすすめの1冊です。
キャラ絵が映える!コピックスターティングBOOK [ 高河ゆん ]
まとめ
さて今回はコピックの技法書についてお伝えしてきましたが、気になる本は見つかりましたか?
今回紹介していない本は山ほどあるので、ぜひ書店の絵画技法コーナーに足を運んでみてくださいね!
絵画技法コーナーは眺めているだけでワクワクします!
あなたの「描きたい!」にぴったりの1冊が見つかることをお祈りしています。
ではまた別の記事でお会いしましょう!
↓コピックの基本的な知識はこちらの記事