


というわけでコピック作家のAtsumiです。
↓コピックで描いた作品

アートやイラスト制作に欠かせない画材として人気の「コピックアクレア」と「ポスカ」。
どちらも鮮やかな発色や使いやすさで愛用者が多いですが、それぞれ特徴や用途に違いがあります。
本記事では、両者の特性や価格、どんな場面で使い分けるべきかを徹底解説。
初心者からプロまで満足できる選び方のヒントをご紹介します。
これを読めば、自分に最適な画材がきっと見つかるはずです。
アート制作をさらに楽しむための参考にしてみてください!
ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね。
↓コピックの基礎知識についての記事はこちら
目次
1.コピックアクレアとは? 特徴と魅力を解説
1-1.コピックアクレアの基礎知識
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コピックアクレアは、高品質な水性顔料インクを使用したアートマーカーです。
プロのイラストレーターやデザイナーだけでなく、趣味で絵を描く人にも人気があります。
大きな特徴は、乾燥後も色が鮮やかで耐水性が高いこと。
また、カラーバリエーションが豊富で、微妙な色調も簡単に表現できます。なめらかな描き心地が魅力で、紙やキャンバスだけでなく、プラスチックや金属にも使用可能です。
1-2.コピックアクレアの主な用途とは?
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コピックアクレアは、イラストやデザインの分野で広く使われる高性能な画材です。
特に、漫画やアニメの原画、ファッションデザインのスケッチに適しています。
また、建築やインテリアデザインのプレゼン資料作成にも活用されています。
そのほか、趣味で絵を描く人にも人気があり、ハンドメイド作品や手帳の装飾にも使われるなど、その用途は多岐にわたります。
紙やキャンバスだけでなく、プラスチックや金属の素材にも描けるので、プロから初心者まで幅広いユーザーに支持されています。
1-3.プロが語るコピックアクレアの魅力
プロのイラストレーターやデザイナーにとって、コピックアクレアの最大の魅力はその「表現力」です。
水性顔料インクの特性により、乾燥後も色が鮮やかで、耐水性も抜群です。
特に評価されているのがその発色の良さと描き心地。
なめらかなインクの流れがあり、筆圧に応じて濃淡や線の強弱を自在にコントロールできる点がプロに選ばれる理由です。
また、カラーバリエーションの豊富さもアート作品の幅を広げる要因となっています。
2.ポスカとは?初心者に人気の理由
2-1.ポスカの基礎知識
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ポスカは水性顔料ペンで、色鮮やかで発色が良いのが特徴です。
紙だけでなく、木材、金属、ガラスなど幅広い素材に描ける万能ペンとして人気です。
特に初心者や子供に支持される理由は、インクの取り扱いが簡単で、失敗しても水で修正ができること。(素材によります)
さらに、色落ちしにくいので、作った作品を長期間保存するのに適しています。
手軽さとコスパの良さが魅力です。
2-2.初心者にも安心!ポスカの使いやすさ
ポスカは初心者でも使いやすい画材として定評があります。
その理由の一つは、失敗しても修正がしやすい点です。
水性顔料を使用しているため、水で濡らした布やティッシュで簡単に拭き取れます。
また、筆圧や描くスピードに関係なく、均一な線を描けるので、誰でもきれいな仕上がりが期待できます。
ペン先の種類が豊富で、細い線から広い面積まで対応可能。
さらに、紙だけでなく木材やガラスにも描けるので、幅広い用途で楽しむことができます。
使い方が簡単でコスパも良いので、アート初心者や子供にもぴったりの画材です。
2-3.ポスカが人気の理由:色鮮やかさと多用途性
ポスカは、その鮮やかな発色と多用途性で多くのユーザーから支持されています。
水性顔料を使用したインクは、乾燥すると色あせしにくく、作品を長く美しく保てます。
また、紙、布、ガラス、金属、木材といった多様な素材に描けるため、イラストからDIY、デコレーションまで幅広く活躍します。
さらに、ポスカの使いやすさも人気の理由です。
速乾性があるため作業効率が良く、細かい線から広い面の塗りつぶしまで対応できるペン先のバリエーションも豊富です。
これらの特性により、初心者からプロまで幅広い層に愛用されています。
3.コピックアクレアとポスカの使い分け
3-1.細かい描写にはコピックアクレアが便利
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繊細な描写や細部のディテールにこだわりたい場合は、コピックアクレアが最適です。
ペン先の太さは0.8mm~1.2mm(1本のペンでの筆記幅で、描く条件によって異なります。)で広範囲に塗るのには向いていませんが、小さなイラストや繊細な描写には重宝します。
3-2.大胆な表現にはポスカが最適
ポスカは大胆で力強い表現を得意とします。
太さは
極太15mm
太字8mm
中字1.8mm~2.5mm
細字0.9~1.3mm
極細0.7mm
と幅広い展開があるので、狭いところから広範囲まで塗ることが可能です。

特にアクリルのような鮮やかな発色が特徴で、ポスターや看板など、視覚的インパクトを重視した作品に向いています。
太いペン先もあるので、広い面積を一気に塗るのも簡単です。
絵画やDIYプロジェクトでも活躍します。
3-3.初心者が知っておきたい画材の選び方
アート初心者には、手軽に使えるポスカがおすすめです。
描き直しが簡単で、練習に最適。
一方、コピックアクレアは少し上級者向けですが、色合いを練習するうちにスキルアップが期待できます。
どちらも手頃な価格のセットがあるので、試してみると良いでしょう。
↓コピックオペークホワイトについての記事はこちら
4.コピックアクレアとポスカの価格比較
4-1.コピックアクレアの価格帯とコスパ
コピックアクレアは1本あたり297円で購入可能です。
やや高価に感じるかもしれませんが、発色や耐久性を考えればコスパは良いと言えます。
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4-2.ポスカの価格帯とコスパ
ポスカは1本あたり細字で275円、太字300円、極太で660円程度と手頃な価格が魅力です。
また、セット販売も充実しており、初心者が始めるにはぴったり。
消耗品として考えると非常にコスパが良く、気軽に多くの色を試せる点が人気の理由です。
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4-3.価格だけじゃない!性能とのバランスを考える
画材を選ぶ際、価格は重要な要素ですが、性能とのバランスも忘れてはいけません。
コピックアクレアは価格が高めですが、プロ品質の発色や耐久性といった特徴が価格以上の価値を提供します。
一方、ポスカは手頃な価格ながら、多用途性や扱いやすさで初心者にも安心して使える点が強みです。
自分の用途やスキルレベル、使用頻度に応じて選ぶことで、価格以上の満足感を得ることができます。
性能と価格のバランスを考慮し、自分に最適な画材を選びましょう。
5.コピックアクレアとポスカを使ってみよう!
では実際にコピックアクレアとポスカを使ってみます。
↓新品のものを使う時はキャップを閉めたまま20回ほど振ります。

↓いらない紙にペン先を押し付けます。

↓インクが出てきたら余分なインクを取って描きはじめます。

この手順はコピックアクレアもポスカも同じです。
ポスカのあかとピンク、黄色の太さ0.9mm~1.3mmのペン(力の入れ加減で変わるのでポスカ本体には太さに幅があるように書かれています。アクレアも同じ)
アクレアのトマトレッド、フラミンゴピンク、レモンイエローの太さ0.8mm~1.2mmのペン
で試し描きをします。
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描き心地にあまり変化は感じませんでした。2本とも乾くまで1~2分くらい待つのと裏移りがしない特徴があります。
そして太さ0.1mmの差ではありますが、ポスカの方が太く描けました。(描く時の力加減はほぼ同じです。)
色については同じような色味で比べるとポスカの方が色が濃いです。
まとめ


コピックアクレアが向いている人
細かいデザインや色の表現にこだわる人にはコピックアクレアがぴったりです。
プロ志向のイラストレーターや、作品に深みを持たせたい中級者以上の方に最適な選択と言えます。
ポスカが向いている人
シンプルなデザインや大きな面積を塗る作業を楽しみたい人にはポスカがおすすめです。
子供から初心者まで使いやすく、DIYやカジュアルなアート制作にも最適です。


↓100均のアルコールマーカーについての記事はこちら。