コピックアクレアの使い方と魅力|ガラスや金属にも描ける新感覚マーカー

Atsumi
コピックアクレアって知ってる?
Momo
ううん、普通のコピックと違うの?
Atsumi
水性なのに不透明で、ガラスや金属、木にも描けるんだよ
Momo
えっ、紙以外にも?すごいね!
Atsumi
しかも匂いも少なくて初心者にも使いやすいんだよ!
Momo
ちょっと使ってみたいかも! 教えて!

というわけでコピック作家のAtsumiです。

↓コピックで描いた作品

2024年の夏に発売されたコピックアクレアあなたはもう使ってみましたか?

「使ってみたいけど、何に使ったら良いか分からない」

「使いこなせるか不安…」

そんな方もいるかと思います。

でも、大丈夫!

このブログ記事を読んでいただければ

「コピックアクレアって楽しい!」

とさらにあなたのイラスト表現の幅が広がってしまうこと間違いなし!です。

では早速コピックアクレアについてお伝えしていきます。

ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね!

1. コピックアクレアとは?基本情報と特徴をわかりやすく解説

1-1. コピックアクレアの基本スペック(インクの種類・対応素材など)

コピックアクレアは、Too社が開発した水性・不透明インクを採用したマーカーで、ガラス・金属・木材・プラスチックなど、紙以外の多様な素材にも直接描けるのが特長です。

ペン先は筆記幅約0.8mm~1.2mm(筆圧や素材などの条件で変わります。)のペンタイプで繊細な描画が可能です。

カラーバリエーションは24色で6色入りのセットが4タイプ販売されています。

1本297円(税込)6色セットは1782円(税込)で販売されています。

Momo
セットで買ったらお得とかではないんだね
Atsumi
うん、残念ながら(笑)

またカラーバリエーションも豊富で、イラストからDIY、クラフトまで幅広いジャンルで活用されています。


【お買い得品】トゥー COPiC acrea コピックアクレア ビビッド6色セット Too 12551002

1-2. 水性×不透明インクの魅力とは?

アクレアの最大の魅力は、水性でありながら高い隠蔽性を持つ不透明インクであることです。

これにより、黒い紙や透明なガラス、アクリル板の上でもしっかりと色が出て、発色が鮮やか。

アルコールマーカーのようなにおいも少なく、乾きも早いので室内作業や子どもとの共同制作にも適しています。

環境にも優しく、扱いやすい設計が初心者からプロまで支持される理由のひとつです。

1-3. 初心者にも扱いやすい理由とは?

アクレアはインクの出が安定しており、筆圧に関係なく均一に描けるため、初心者でも安心して使えます。

Atsumi
にじみやムラが出にくく、失敗しても重ね塗りで修正ができるのもポイント

さらに、対応素材が多いので「何にでも描ける楽しさ」を実感でき、描くモチベーションがアップします。

道具に不安のある人でもすぐに作品制作に取りかかれる一本です。

2. コピックアクレアの使い方|初心者でも簡単に描けるコツと注意点

2-1. コピックアクレアの使い方ステップガイド

アクレアの基本的な使い方はとても簡単です。

↓ふたをした状態で20回くらい振ります。

↓ふたを開けていらない紙にインクが出てくるまでペン先を上下に押し付けます。

使った後はカチッと音が出るまでふたを閉めてください。

2回目以降使う時も20回以上振ってからふたを開けて使いはじめてください。

2-2. 綺麗に描くコツ|インクの乾きや筆圧に注意しよう

アクレアで美しく描くためのコツは、筆圧をかけすぎず、薄く重ね塗りすることです。

一度に多く塗ろうとすると、にじみやムラが出ることがあります。

また、描き重ねる際はしっかり乾かしてから次の色を乗せましょう。

すべりやすい素材では、下描きやマスキングを使うと仕上がりがよりきれいになります。

Atsumi
丁寧な作業が美しい仕上がりのポイントです

2-3. よくある失敗とその対策法

アクレア使用時に起こりやすい失敗として、「インクが出にくい」「ムラになる」「色がのらない」などがあります。

インクが出にくい場合は、ペン先を数回押し当ててインクを呼び出す「ポンピング」を試しましょう。

ムラが気になる場合は、重ね塗りを薄く行うと改善されます。

色がのりにくいときは、描く素材の表面を拭き取って油分を除去するのが大切です。

基本の対策を覚えることで、作品のクオリティが安定します。

3. ガラスや木、金属にも描ける!コピックアクレアの素材対応力がすごい

3-1. ガラスに描くときのポイントと下地処理について

ガラスに描く際は、まず描画面の表面を中性洗剤やアルコールで清掃し、油分や汚れを落とすことが重要です。

清潔な面に描くことで、インクの定着が良くなり、にじみやはじきも防げます。

描いたあとは自然乾燥させ、乾いたら必要に応じて保護スプレーなどでコーティングすると、より長持ちします。

ウェルカムボードやガラス食器のデザインなど、インテリア用途としても高い人気があります。

Atsumi
失敗しても水で簡単に落とすことができます

3-2. 木材に描くときの発色とインクの吸収性

木材はインクの吸収性が高いため、一度の塗布では発色が弱く感じることがありますが、重ね塗りをすれば鮮やかに仕上がります。

描く前にサンドペーパーなどで表面をなめらかに整えておくと、インクの乗りがよくなります。

木製プレートや名札、雑貨作りなどに最適で、アクレアの色合いと木の質感が調和することで、温かみのある仕上がりになります。

Atsumi
安定した描き心地でマットに仕上がります

Momo
自然素材との相性も抜群だね!

3-3. 金属やプラスチックへの描画方法と定着力の比較

金属やプラスチックは表面がなめらかで、インクが乗りやすい反面、乾く前に触れるとよれやすいのが特徴です。

描く前に表面の汚れを落とし、描画後はしっかり乾燥させるのがポイント。

完全乾燥後は定着力が高く、耐水性もあるため、室内装飾や雑貨への使用にも適しています。

プラスチック素材ならキーホルダーやスマホケースのデコレーションにも応用可能です。

4. コピックスケッチとアクレアの違い|どっちを選ぶ?用途別に比較!

4-1. インクの違い(水性 vs アルコール性)で何が変わる?

コピックアクレアは水性・不透明インクを採用しており、紙以外の素材にも描けるのが大きな特長。

一方、コピックスケッチはアルコール性・透明インクで、グラデーションや繊細な色の重なり表現に適しています。

アクレアは乾くと耐水性があり、匂いが少なく屋内作業に向いています。

スケッチはプロのイラストや漫画制作に広く使われており、なめらかなブレンドが得意。

Momo
インクの性質で全然使い道が違うんだね!

4-2. 対応素材と表現の幅の違い

アクレアはガラス、金属、木材、プラスチックなど幅広い素材に描けるため、クラフトやDIY、雑貨制作に最適です。

スケッチは紙専用で、特にイラストレーターや漫画家に人気。

色を重ねて深みを出したり、細かい表現に向いています。

両者は使える素材と表現方法に明確な違いがあり、「何を描くか」「どこに描くか」で選ぶのがポイントです。

アート作品か実用雑貨かで選び分けましょう。

4-3. アート・イラスト・DIY用途でのおすすめの使い分け

イラストやアート作品には、グラデーションが美しいスケッチが適しています。

対して、アクレアは素材を選ばず描けるため、DIYやギフト制作、インテリア雑貨の装飾におすすめです。

たとえば、コップに模様を描いたり、木製プレートに名前を入れるといった実用的な使い方にぴったり。

使いたい場面や素材に合わせて、アクレアとスケッチをうまく使い分ければ、表現の幅が格段に広がります。

同じ紙の上でもコピックスケッチは繊細な印象、コピックアクレアはポップな印象になります。

↓コピックの基本的な使いかたについてはこちらの記事で

コピック初心者さん必読! 簡単にできる基本の塗り方についてお伝えします。

5. コピックアクレアを使った作品例と活用シーン

5-1. コピックアクレアでフルーツを描く

透明素材や黒い紙にフルーツを描くと、アクレアの鮮やかな発色が引き立ちます。

特にいちごやオレンジなどの果物は、不透明インクの鮮やかさと水性の扱いやすさがマッチし、ポップでかわいいアート作品に仕上がります。

透明なアクリル板に描けば、窓飾りやサンキャッチャー風にもアレンジ可能。

子どもとのお絵描きやインテリアとしても楽しめる、使っていてワクワクする素材です。

5-2. ガラス瓶に描いてみる

実際にガラス瓶に描いてみた手順をご紹介します。

使用色
いちご:トマトレッド 葉っぱ:リーフグリーン 花:スノーホワイト、レモンイエロー

↓こちらのガラス瓶に描いていきます。

↓ガラス瓶は下描きができないのでいきなり描いていきます。

Momo
失敗しても水で落とせるから安心だね!

葉っぱの部分は開けずにいちご全体を描きます。

↓いちごの上から葉っぱを描いていきます。完成!

アクレアは不透明インクのため上から描いても下のインクが透けてきません!
Momo
ツルツルしてて丸みもあるから少し描きづらかったな

5-3. 木材に描いてみる

次は木材に描いてみた手順をご紹介します。

使用色
いちご:トマトレッド 葉っぱ:リーフグリーン 花:スノーホワイト、レモンイエロー

↓この木材に描いていきます。

↓鉛筆で下描きをします。

色を塗る箇所の鉛筆の跡はアクレアを上から塗ることで隠れます。

↓後はアクレアで下描きを下に描くだけ! 完成。

Momo
描き心地が良くて、すぐ乾く!

まとめ

Atsumi
コピックアクレアを使ってみてどうだった?
Momo
素材によって描き心地や仕上がりが違って楽しかった!

コピックアクレアは、ガラスや木、金属など幅広い素材に描ける水性・不透明マーカーで、初心者でも扱いやすく、DIYやクラフト、アートにも最適です。

コピックスケッチとの違いを理解し、用途に応じて使い分ければ、創作の楽しみがより広がります。

ぜひ色んな表現を楽しんでくださいね!

ではまた別の記事でお会いしましょう!

↓コピックアクレアとポスカの違いについてはこちらの記事で

コピックアクレアとポスカの違いを徹底解説!