コピックオペークホワイト! とっても便利なアイテムの使い方をお伝えします

↑コピックで描いたイラスト

Momo
あっ! 塗っちゃいけないところにコピックをつけちゃった!!
Atsumi
そんな時はコピックオペークホワイトが便利だよ!
Momo
コピックオペークホワイト?

というわけでコピックイラスト作家のAtsumiです。

今回はコピックオペークホワイトについてお伝えしていきたいと思います。

コピックオペークホワイトはコピックが公式で販売している顔料インクのホワイトです!

これが修正にハイライトにとっても便利なんです!

今回も最後まで楽しんでいってくださいね。

1.コピックオペークホワイトとは

1-1.コピックオペークホワイトとは

コピックオペークホワイトとは冒頭でもお伝えしたようにコピックの販売元であるTooグループが公式で販売している白の顔料インクです。

コピックと名前がついている通りコピックとの相性が良く、コピックの濃い染料インクやコピックマルチライナーの線もしっかりとカバーできるほどの隠蔽力があります。

そしてコピックオペークホワイトには2種類あります!

次から詳しくご紹介します。

1-2.コピックオペークホワイト

まずはコピックオペークホワイト10mlです。

もう1種類のオペークホワイトにはブラシがついているのですがこちらはブラシがついていないベーシックなタイプです。

Gペンなどにつけて使う漫画用インクのようなイメージです

なので、線を引いたり細かなところに使いたい場合はGペンや丸ペンなどのつけペンで使い大きな面に大胆に使いたい場合には面相筆などにつけて使います。

1回、1回ペンや筆を洗わなくてはいけないので面倒なのですが、ペンタイプのホワイトと違ってお好みの大きさや固さのペンや筆につけて使えるのが魅力です。

使い終わった後にふたをする時は口の周りのインクをふきとってから閉めるようにしてください。次使うときに口周りのインクが固まって開けにくくなる可能性があります。


コピックオペークホワイト 10ml

1-3.コピックオペークホワイトブラシ

次に紹介するのはコピックオペークホワイト6ml(ブラシ付き)です。

Atsumi
容器がマニキュアみたいでオシャレですよね!

上記で紹介したオペークホワイトは10mlだったのでこちらのブラシ付きは容量が少なめになっています。

でもコピックオペークホワイトの主な用途はハイライトや修正なので、そう1回に多く使わないと思うので十分だと思います。(あまり使わないと何年も持ったりします)

ブラシはふたについています。(ますますマニキュアっぽい!)

ブラシはとっても小さいです。小筆の1番小さいのくらいしかありません。

そして口の大きさも小さいので大きめの筆は入りません。

ブラシなしのオペークホワイトと比べるとかなり口の大きさに違いがあります。

もし、もっと大きな筆で使いたいよ!って場合はブラシなしのオペークホワイトをおすすめします。

ブラシなしのオペークホワイトの時と同じようにふたをする時は口周りをふいてから閉めるようにしましょう!

 


コピックオペークホワイト(ブラシ付き) 6ml

2.コピックオペークホワイトの使い方

コピックオペークホワイトの主な使い方は2つです。

ハイライトと修正です。順番にお伝えします。

2-1.ハイライト

1番使えるのがハイライトです。目の光の部分や髪のツヤのことです。夜空を演出したり、水しぶきも表現することができます。

Momo
ハイライトを入れるとイラストがキラキラして素敵!
Atsumi
イラストを描いていて楽しい部分だよね

例えばモモの目の光を入れるのにもこのオペークホワイトを使っています。

↓Gペンに少しオペークホワイトをとって

↓ふたのふちでインクを少し調整して

↓ちょんちょんと目に光を入れます。

力を入れずにホワイトを乗せるという感覚で入れるのがコツです。

Momo
私の目もコピックオペークホワイトでできているんだ!

2-2.修正

Momo
ああ! 描いちゃいけないところにコピックで描いちゃった!
Atsumi
そんな時にもオペークホワイトが活躍します

コピックがはみ出してしまったり、余分なところに描いてしまった場合は0番を使って修正をすることができると別の記事で書きました。

↓0番を使った修正のやり方が載ってる記事はこちら

コピック初心者さん必読! 簡単にできる基本の塗り方についてお伝えします。

しかし、コピックの色が濃い場合など0番では完全には消えないことがあります。

また、コピックマルチライナーの線は0番では消えません。

どうしてもインクやマルチライナーの線を隠したいという時はコピックオペークホワイトが役に立ちます。

文字などに使う修正液と同様に修正したあとは残ります。

3.コピックオペークホワイトのメリット

ここではコピックオペークホワイトのメリットとデメリットについてお話しします。

3-1.筆やペンの大きさが自由

まずは好きな大きさの筆やペンで使えるということです。

ペンタイプのホワイトだとペンや筆の大きさが固定されてしまいますが

ブラシのないタイプのオペークホワイトと筆やつけペンを何本か用意すれば

「もっと大きな(小さな)筆だったら…」という問題を解決できます。

Momo
つけペンや筆は他の色のインクや画材でも使えるから何本か持っておくと便利だよ!

3-2.しっかりしたカバー力

そしてコピックオペークホワイトにはしっかりとしたカバー力があります!

下のコピックやコピックマルチライナーの線がしっかりと消えます。

時間が経ったら下のインクが浮き出てくるということもありません。

↓コピックマルチライナーについての記事はこちら

コピックマルチライナー太さ別 おすすめの使い所を分かりやすく!詳しく解説!

3-3.長持ちする

私もコピックオペークホワイトを使っているのですが、すでに同じものを5年くらい使ってます。

エゾモモンガの目のハイライトに使う程度であまり使わないので量が減らないのですが…

悪くなることもなく5年使えています。

インクって悪くなるとヨーグルトみたいな(笑)臭いがしてくるのですが

今の所、異臭はなく普通に使えています。

固まることはあるのですがある対処をすれば大丈夫!

この後詳しくお話しします。

4.コピックオペークホワイトのデメリット

ここまでコピックオペークホワイト良いよ! とひたすら良い面をお伝えしてきたのですが…デメリットもあります。

次からは少しデメリットについてもお話ししていきます。

4-1.手入れが面倒

まずは手入れが面倒! これ大きいと思います。

最初からインクが入ってるボールペンみたいなホワイトペンならふたを外して描いてまたふたをしめる…これで完了です。

コピックオペークホワイトはインクの入ったビンなので別でつけペンや筆が必要です。

使い終わった後はつけペンや筆を手入れしなくてはなりません。

つけペンはティッシュなどでインクをぬぐう、筆は水洗いでOKです。

また、容器の口周りについたインクをふいてからふたを閉めないとインクが固まって次使う時にめちゃくちゃ開けるのに苦労する可能性があります。

Atsumi
私も何回かやりました(汗)

4-2.固まる

そしてデメリット2! オペークホワイトを使わずにしばらく放置すると…固まります!

ヨーグルトかプリンみたいになります。(食べれません)

でも大丈夫です! 悪臭がしていなければ使えます。

水を少しだけ足して(スポイトで数滴くらい)かき混ぜれば元に戻ります。

インクの柔らかさをみながら良い感じになるまで水を加えてください。

4-3.修正した上からは塗れない

デメリット3! コピックオペークホワイトで修正した場所にはコピックを再び塗ることができません!

↓コピックで塗った上にマルチライナーで余分な線を描いてしまいました!

↓オペークホワイトで修正します。

↓上から同じ色のコピックで塗りました。

薄く色がつきましたが白っぽく残ってしまいました。

Atsumi
実際に私これやりました…とほほ

まとめ

今回はコピックオペークホワイトについてたっぷり大容量でお話ししてきました。

コピックオペークホワイトの魅力をお伝えできたのなら幸いです。

ハイライトにも修正にも使えて長持ちするのでコピック絵師さんなら1本持っておいて損はないと思います!

他にもコピックには便利アイテムがいっぱいあるのでこれからもお話ししていけたらと思ってます。

ではまた別の記事でお会いしましょう!

↓コピックと相性の良い用紙の選び方についてはこちらの記事で

コピックイラストにおすすめの用紙はこれで決まり! 5種類の用紙比較

 

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