分かります。コピックのインクがいつの間にか手についてしまって、本体も汚くなってしまう……
そうするとせっかく描いた作品についてしまって台無しになってしまいます。
でも…
というわけで、今回は手やコピックについてしまった汚れの落とし方についてお伝えしていきます。
ぜひ最後まで楽しんで行ってくださいね!
目次
1.汚れを落とすための道具
汚れを落とすためにはコピックインクの0番を使います。
0番は無色透明のインクでコピックペンでは、ぼかしたりグラデーションやはみ出しの修正に使ったりします。
コピックでイラストを描くには必須なので0番は最初に持っておくと良いです。
↓コピック0番の使い方、詳しくはこちらの記事で
そして今回は汚れを落とすのにも活躍します。インクをティッシュペーパーや布に染み込ませて使いたいので、コピックペンでなくコピックの補充用インクを用意してください。
補充用インクは一般の文具店では取り扱ってない場合も多いので、ネットショップを利用すると良いと思います。
↓補充用インク
2.汚れを落とす
2-1.手についてしまった場合
1番インクがつきやすいのは何といっても手だと思います。
手にインクがついてしまうとペンや大事な作品にもインク汚れをつけてしまうことになりかねません。
もちろん手にもインクをつけないように心がけることは大切ですが、もし手にインクがついてしまったらすぐに拭き取るようにしましょう!
↑手にインクがついてしまった!
↑0番の補充用インクをティッシュに染み込ませる。
↑ふきふき
↑綺麗に取れました。
若干薄く色が残るのですが、手を洗ったりお風呂に入ったりしてるうちに1日もすれば完全に取れます。
クレンジングオイルでも落とすことができます。
2-2.コピック本体についてしまった場合
↑コピック本体についてしまった!
↑ティッシュに0番の補充用インクを染み込ませてふくと…
↑完全に綺麗にとることができます!
2-3.机(木製)についた場合
コピックが作品からはみ出して机についてしまうこともあると思います。
机は木製であることが多いと思うので今回は木製のパネルを使ってコピック汚れの落ちやすさを試してみたいと思います。
↑木製のものにコピックがついてしまった!
↑0番の補充用インクをティッシュに染み込ませてふきます。
↑しっかりこすりましたが広がってしまいました。
木製のものについてしまった場合は落ちないようです。
大事な机にははみ出したり裏移りしてもいいように新聞紙やいらない紙を敷きましょう。
2-4.作品の汚れを落とす
デジタルではなくアナログ画材を使った作品のデメリットはやり直しがきかないことですが(逆にそれが魅力とも言えます)
コピックの場合塗りたい面からはみ出してしまった場合にそのはみ出しを修正することができます。
なので、万が一作品に誤ってコピックをつけてしまった場合も取り除くことができます。
作品の汚れを取り除くには補充用インクではなく、コピックペンの方を使います。
作品についたコピック汚れは下の紙に写るので必ず作品の下にいらない紙を敷きます。
↑コピックが塗りたい面からはみ出してしまった。
↑取り除きたい箇所に0番をトントンと塗ります。
↑見えなくなるまで塗ります。
↑下の紙にコピック汚れが写りました。
2-5.服についた場合
布製品についた場合も0番を使って落とすことができます。
その際はコピック汚れのついた布に当て布をして行いましょう。
↑布についてしまった!
↑0番の補充用インクを直接布に塗布します。
↑ティッシュでトントン
↑綺麗になりました
基本的には汚れても良い服でお絵描きしましょう!
まとめ
今回はコピックが思わぬところについてしまった場合の対処法をお伝えしてきました。
肌、コピック本体についた時は取れますので安心してくださいね。
机と服については汚れがつかないような対策、もしくは汚れても良いようなものをお使いください。
あなたのコピックライフが充実したものになりますように願っています。
ではまた別の記事でお会いしましょう。
↓コピックのインク補充の仕方はこちら